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ラクして部屋を片付ける方法ラクして部屋を片付ける方法。収納で変わる部屋作り

物を取るたび落ちてくる別の物、積もり積もる捜し物の時間、あるのに買ってしまう無駄な出費。この未来を変えられるのが「ラク」な収納です。「ラク」とはどういうことかというと、「取るのがラク」「しまうのがラク」「掃除するのがラク」ということです。そして、これら収納の大前提は、「物を持ちすぎない」こと。必要以上に物を持っていれば、収納スペースがすぐに一杯になり、いずれの「ラク」も望めません。持つものを厳選して処分する、或いは購入する習慣を身につける必要があるのです。

こまめに掃除をする仕掛けを

収納システムがしっかり出来ている空間は、こまめな片付けと掃除へのモチベーションが格段に上がります。そしてその『こまめ』に必要なのが、お手軽さ。『ここが汚れてきた』と思ったときにすぐそばの収納にスポンジやウエスがある、取りやすいところに掃除機やハンディワイパーがある。これだけでも『やる』『やらない』の差が歴然と出ます。ほんの少しの面倒くささが、「…あとでいいや」の動機にもなるのです。掃除用具は可能な限り、よく使う場所に仕掛けておきましょう。

基本的に床置きはNG

掃除機をかける度に、雑巾がけをする度にいちいち物をどかすのは面倒です。このちょっとしたストレスが掃除へのモチベーションを下げ、こまめな掃除が出来ずに汚れの溜まった部屋を生む原因になります。『物を吊るす』等の収納ワザを使うことで掃除のしやすい空間を作り、『こまめ』な掃除を習慣づけることに繋がっていきます。

自分なりの続く掃除のやり方を考える

「しなきゃならない」とプレッシャーを感じながら掃除をすることほど辛いものはありません。どこの掃除に関しても、とにかく簡単に出来ることを重視しましょう。大事なのは、自分が続けられる=気軽に出来るお掃除を習慣づけることだと思います。「たまにしか掃除しないけど、やるときは徹底的に」という掃除習慣では、汚い時間のほうが長くなってしまいます。「ちょこっと掃除」を気軽に続ける方が、ラクなうえに清潔です。

『キッチンの掃除』

恐らく多くの方が面倒くさいのは苦手。物が多く、水垢や油汚れの溜まるキッチンは特に最小限の労力でキレイをキープしたいところです。気合の必要な掃除は、せめて換気扇くらいにとどめたい。そのためにも、「ついで拭き」を習慣づけることを心掛けてみましょう。例えば水道の蛇口まわりなどの水垢がつきやすいポイントは、食器洗いが終わるたびに水分を拭き取ります。調理中にも、台を拭くついでにササッと。台布巾を持つとき水道まで自然と手が伸びる癖をつけると、意識してこすらなくても常にキレイな状態を保てます。水道まわりが輝いているだけで、台所が全然違います。気持ちが上がり、料理や片付けへのモチベーションに繋がります。

『リビングの掃除』

食事をしたり、仕事をしたり、くつろいだり……。家の中で家族が居る時間が一番長いリビングは、キッチンと並んで掃除を心掛けたい場所第一位です。居心地のいい空間の中で心からリラックスするには、掃除を溜めないこと。そのためには日常と掃除を分けないことだと思います。「あっ!」と思ったらサッとハンディモップ、もしくはコードレスクリーナーを手に取る。モップを持ったついでに電灯のカサと電球、ベンチテーブルも流れで拭う。このようなことを習慣づけることで、ほとんど無意識に行動できるはずです。溜まった埃を見るたびに「やらなきゃ、やらなきゃ」と思い続ける時間はちょっとストレス。その場でササッと行動するほうが、ずっと気楽で気持ちがいいはずです。

『お風呂の掃除』

お風呂場掃除は、入浴中に行なってしまいましょう。気になる汚れを見つけたら、即座にその場でお掃除開始。入浴中のお掃除は、いくら水が跳ね返っても気になりません。また、チョコっとなのでリラックスタイムを邪魔したりしません。かえって、キレイになったその場所を見ればリラックス度も深まるというものです。そしてお掃除は、自分のためだけに行うものではありません。お風呂で言えば、次に入る人への思いやり。ホスピタリティの精神とともにする掃除は、「イヤイヤながら」するお掃除とは少しニュアンスが違います。自分だけでなく、家族やお客様が気持ちよく入浴できるように、掃除は未来への『投資』なのです。

『トイレの掃除』

トイレ用の洗剤には、多様な商品が販売されています。カビを取るもの、スプレーして置いておくもの、中にはつい試してみたくなるような便利グッズも……。しかしながら、ごく小さなスペースのために洗剤類を並べても、場所をとり、掃除が億劫になるだけです。トイレの洗剤は基本的に一つにしましょう。便器も床も、全て一つの洗剤とブラシ、トイレットペーパーだけで行えます。汚れは落ちるし、特に不便さも感じないはずです。トイレも浴室と同じように、自分と次に入る人への思いやりで掃除をします。トイレは特に「汚れが見当たらない」が「居心地の良さ」につながるので、汚れる前の「予防掃除」がどこよりも大切。それをマメに行うためにも、掃除はなるべくシンプル&簡単にしてしまいます。

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